2021.9.19
京都・詩仙堂
詩仙堂は、石川丈山が築いた住処で
正しくは凹凸カ(穴かんむりに果)というそうです。
石川丈山は戦国末期から江戸初期のにかけての文人で、三河国碧海郡泉郷(今の愛知県安城市)の出身です。
石川家は代々松平氏に仕え、丈山も家康に仕官し、1614年(慶長19年)の大坂夏の陣に参戦し、一番槍の功を挙げますが先陣争いを禁止していた軍規違反を咎められ蟄居の罪を得、仏門に入りました。
小有洞と呼ばれる小さな門をくぐり竹林の間の石段を上って行きます。
侘びを感じさせる落ち着いた建物です。
その後、石川丈山は藤原惺窩に師事した後紀州・浅野家、芸州・浅野家に仕官します。
玄関を抜けるとこじんまりとした庭園が目の前に広がりました。